太刀岡山(たちおかやま)全容
一度は訪ねてみたい
太刀岡山(1.295m)
山梨百名山

高度こそさほどないが、この山は山容がすべてを補ってあまりある。金峰山から南西にのびた山稜(さん・りょう)が八幡山、木賊(とくさ)峠、長窪峠を経て黒富士を起こし、そこから南方に派生したところに太刀岡山(1295メートル)がある。
この山名の由来は、日本武(やまとたける)尊(のみこと)が東征から凱旋(がい・せん)したとき、太刀をこの山の洞窟(どう・くつ)の中に置き去ったためという。別名に太刀置山がある。
            朝日新聞山梨版[白籏史朗の甲斐山歌]より

太刀岡山の入り口までボーンフリーから車で小一時間。
駐車場〜山頂〜越道峠〜駐車場まで4時間位かかります。
下記の体験記は04年11月22日、実際の記録です。
自然は人的に立ち向かってもかないません。ところどころ危険な個所もあります。決して無理をなさらないで下さい。引き返す勇気も持ち合わせて下さい。たのしい思い出をつくれると良いですね。
冬期間は積雪、凍結等危険度が増しますので、お勧め出来ません。


韮崎ICを通り越して、茅ヶ岳南麓の県道昇仙峡ラインを進みます。ホッチ峠を越えると左手にアイロンを立てかけたような独特の山容が目に飛び込んできます。

(トイレはありませんので注意してください。)

AM10:05
「太刀岡山駐車場」という駐車スペースに駐車。(7台くらい止めれそう。)目の前の橋を渡り民家の裏を回り込むように登山道があります。(案内板がありますので、間違えることはないと思います。)
AM10:15(出発地点から10分)
登り始めから容赦ない急な登りに息が弾みます。登るペースをつかむ意味で、5分くらい登ったら息を整えるといいかもしれません。
PM10:30(出発地点から25分) 
鋏岩に到着。近年ロッククライミングのルートも開拓され、途中の岩で練習をしているグループに出会いました。

AM11:15(出発地点から70分)
山頂にておきまりの記念撮影。南面は霞の漂う甲府盆地、遠くに富士山。西面は北岳・鳳凰三山・甲斐駒ケ岳と南アルプスの山並み。1300mの山とは思えないくら、雄大な景色が堪能できます。

PM12:10に下山開始

下山路左手、茅ヶ岳の稜線越しに白州の町が眺望できます。

PM12:20(下山開始から10分)

落葉に足を取られないように注意しながら明るい林を下ります。

PM12:45(下山開始から35分)

越道峠に到着。山道はここで終わり、未舗装の林道歩きとなります。

PM13:25(下山開始から75分)

牧場側から望む太刀岡山。牛舎や厩舎から顔をだす牛や馬が愛くるしい。

PM13:45(下山開始から95分)

駐車場に到着。目の前の鋏岩を仰ぎ見て無事の登山に感謝。ヤマツツジを多く見かけましたから、春もおもしろそう。



詳細は甲斐市商工観光課にお問い合わせを・・・055-276-2111

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