一度は訪ねてみたい
北八ケ岳
麦草峠・白駒池

八ケ岳連峰の北側に位置し、蓼科からは一気に高度を上げ名前のとおりメルヘンの世界へと導かれます。ヤナギラン、マツムシソウ、コケモモ、シャクナゲなど草花も綺麗です。国道最高地点の峠である麦草峠から幽玄の世界に踏み込んだような樹林帯の低山散策と神秘に満ちた湖、そして湖巡りの両方が楽しめる1日コースです。

麦草峠までボーンフリーから車で一時間弱。
全行程3〜4時間位かかります。
下記の体験記は00年10月12日、実際の記録です。
自然は人的に立ち向かってもかないません。ところどころ危険な個所もあります。決して無理をなさらないで下さい。引き返す勇気も持ち合わせて下さい。たのしい思い出をつくれると良いですね。
冬期間は積雪、凍結等危険度が増しますので、お勧め出来ません。

AM10:10
国道299号、通称「メルヘン街道」最高地点2127メートルの高さの麦草峠。ここに車を駐車して、出発。(トイレはこの駐車場と高見石小屋、白駒池湖畔の山小屋の三ヶ所です。)
AM10:15
駐車場から5分ほど歩くと、麦草ヒュッテの山小屋にでてきます。草原を登って丸山に向かいます。
草原の中ほどに案内板が。もうしばらく登ると樹林帯に入り、登山道らしくなります。
後ろを振り返ると、縞枯山がみえます。
山独特の香りを胸いっぱいに吸い込み、苔むしたコメツガの樹林帯を、ゆっくり息を整えながら登ります。丸山山頂まで3回位休憩を取りました。
AM11:40(出発から1時間30分)
丸山(2229メートル)に到着。登り始めてはじめて目の前がひらけます。ここで小休止。
PM12:15〜PM1:10(出発から2時間5分)
丸山からまた樹林帯を下って疲れたなと思ったら、高見石小屋に着きます。小屋の後ろの巨岩群をよじ登ると、眼前にひろがる景色は感動します。ここで楽しいランチタイム。

原生林の中に静かにたたずむ白駒池。風の音だけが聞こえてきます。
PM1:50〜PM2:30(出発から2時間55分)
高見石小屋より白駒池への道は、樹林帯をただひたすらに下ります。(湖一周めぐりは小一時間かかります。)
PM3:10(出発から3時間35分)
白駒池有料駐車場の手前に麦草ヒュッテへの分かれ道があります。ヒュッテに向かう途中はシャクナゲの群落地帯で、花が咲いているとみごとでしょう。(6〜7月)




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