一度は訪ねてみたい
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南アルプスの最北端に位置し、山頂(1955m)からの360度に広がるパノラマは見事です。春はスズランが群生し、夏から秋にはレンゲツツジ、ヤナギラン、マツムシソウなどが咲き目を楽しませてくれます。入笠湿原と大阿原湿原もあり、変化を楽しめるすてきな山です。今回は冬の山に挑戦してみました。
■富士見パノラマリゾート(スキー場)駐車場までボーンフリーから車で20分。
■下記の体験記は04年3月2日、実際の記録です。
■自然は人的に立ち向かってもかないません。ところどころ危険な個所もあります。決して無理をなさらないで下さい。引き返す勇気も持ち合わせて下さい。たのしい思い出をつくれると良いですね。
富士見パノラマリゾート(スキー場)のゴンドラを利用して、冬の入笠山に挑戦。ゴンドラ山頂駅から一歩足を踏み込むと賑やかなゲレンデとは違い、静寂の銀世界です。
▼装備はスキーの手袋、ストック、サングラス、市販の長靴(冬用)、ニット帽、スキーウエアかレインウエア、カンジキかスノーシュー
▼登山者用のゴンドラ往復券があります。滑らないように気をつけて足取りを確かに。雪と凍った道になれるまでおっかなびっくり。 入笠山湿原から望む山頂。白一色の湿原が幻想的です。 ウサギの足跡をいたるところで見ることが出来ます。 急な登りの先は、山頂。あと一息。ストックが役に立ちます。このあたりからカンジキを付けると少しは登りが楽になります。 山頂直下の登りは吹きだまりもありカンジキ無しでは股下まで潜ってしまいます。 伊那側からの風が強いのか、山頂は雪もまばらでした。車山、蓼科山、目の前に広がる八ヶ岳連峰等、あいにくの天気でしたが雲の合間にちらちらと顔をあらわし、冬の山歩きを堪能しました。 山頂から見る、真っ白な甲斐駒ヶ岳。大きな山の姿を再確認。 風をさけて楽しい昼食。暖かいラーメンやコーヒーが美味しい。 帰路は山頂から大阿原湿原側の首切り清水へ。登りに比べ雪が深く、カンジキ着装でマタギの世界をちょっぴり体験。 下りてくるにしたがて、眺望が良くなり、おかげで疲れた足取りも元気を取り戻したかのように。 ●コースタイム/
ゴンドラ駅am10:00~山頂am11:30
~ゴンドラ駅pm2:30
詳細は富士見町商工観光課にお問い合わせを・・・0266-62-9342