ボーンフリー前から、日向山全景

一度は訪ねてみたい
日向山
(ひなたやま)


崩落箇所がありますので、滑らないように注意してトレッキングを楽しんで下さい。

●一般コース  矢立石〜山頂〜矢立石
●周遊コース  矢立石〜錦滝〜山頂〜矢立石(逆コースの場合は、山頂〜錦滝の下りで滑らないように注意して下さい。)

山頂(1660メートル)の北西面は花崗岩砂と岩塔群からなり、雁ヶ原と呼ばれている。八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳の眺望も良く独特の雰囲気を持った山です。「山梨百名山」にも選ばれており、新緑、紅葉時以外でも多くの登山者が訪れています。余談でが、NHK「小さな旅」でも紹介されました。

ペンションより「矢立石登山口」まで車で30分。
往復に3時間位かかります。
下記の体験記は04年5月12日、実際の記録です。
自然は人的に立ち向かってもかないません。ところどころ危険な個所もあります。決して無理をなさらないで下さい。引き返す勇気も持ち合わせて下さい。たのしい思い出をつくれると良いですね。
冬期間は積雪、凍結等危険度が増しますので、お勧め出来ません。

AM9:45 (出発)
ここが登山口のひとつである「矢立石」です。駐車スペースが狭いので譲り合いの精神で他の登山者にも配慮して下さい。

AM9:55(登り始めて10分)
新緑萌える登山道をゆっくり登ります。登り始めはとにかくゆっくりと。登山道の脇に「コシアブラ」を見付けました。ウコギ科の樹木で「タラの芽」の仲間です。「タラの芽」より野趣に富み、最近では注目の山菜です。「道の駅・はくしゅう」で見かける時もあります。
AM10:30(登り始めて45分)
グリーンのトンネルに身も心もさわやか。汗が心地よい。

AM11:05(登り始めて1時間20分)
唐松林と笹のコントラストが綺麗です。風も心地よく感じられます。のどを潤したらもうひとがんばり。

AM11:20(登り始めて1時間35分)
ブナの巨木が芽吹き初めていました。りっぱな株立ちに「日向山の守り神」と勝手に名前をつけました。
PM11:35 (登り始めて1時間50分)
日向山雨量計の台座跡と後ろの焦げ茶色の電柱は現在作動中の雨量計。ここから「山頂」まではあと一息です。
AM11:45(登り始めて2時間)
「三角点」の石柱(山頂・1659.6m)は右に折れたところに鎮座しています。「雁が原」へは左側の道をとり、あと一歩。
AM11:50(登り始めて2時間5分)
「雁が原」に到着。
唐松、ミズナラの林を抜けると目の前がひらけ、雄大な眺めが広がります。登りの雰囲気からは想像できない景色にびっくりされるでしょう。花崗岩砂の白さと岩塔群を眺めながらランチタイム。
山頂からの八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳の眺めです。甲斐駒ヶ岳は逆光になり、写りが良くありませんが雰囲気はわかると思います。
PM0:30(下山開始)
下山は錦滝コースを下ります。甲斐駒ヶ岳・鞍掛山よりの足場の悪い砂原の踏み跡をたどります。案内板を左にとり、すぐに樹林帯に入ります。
PM1:00
急な道のため鉄はしごやロープなどの補助がある箇所もあります。とにかく足元に注意をしましょう。
PM1:30
錦滝と滝前のあずまやに到着。休憩をして車の所まで30〜40分、林道を下ります。
PM2:30
無事到着。ペンションに帰ってコーヒーを一杯。いつも麓から見上げている山ですが、登ってみて感慨深いものを感じます。



詳細は北杜市役所産業観光部 観光・商工課 観光振興担当にお問い合わせを
電話 0551-42-1351

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